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投資に関する基本ルール |
株式投資で勝つことは簡単ではありませ
ん。むしろ、多くの人が失敗しているのではないでしょうか。まずは、相場に打ち勝つための基本条件である5大要素を肝に銘じておきましょう。 |
1.忍耐 2.勇気 3.知識 4.健康 5.休息
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株式相場の格言集 |
もちろん、
相場に勝ち抜くための教科書はありません。しかし、長期にわたる「相場との会話」において、本間宗久に代表される江戸時代から言い伝えられている格言だっ
たり、欧米諸国の株式相場で広まっている名言などに教わることも少なくありません。ここで少しだけ紹介してみようと思います。 |
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1.
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必要な資金
を確保すること
無駄なことにお金を使うぐらいなら、そのお金で相場に投資してみよ。それが金持ちになれる本当の近道である、という日本古来の相場格言です。 |
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2.
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リスクを限定すること
保有株を損切りする意志の強さが資産を保護する唯一の手段であり、この価値は何度繰り返しても強調しすぎることはありません。 |
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3.
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過剰売買しない
損失の最大の原因とも言われます。 |
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4.
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儲けを損失にしないこと
過剰売買の次にくる破産の原因と言われます。 |
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5.
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トレンドに逆らわないこと
相場の流れは個人の力では如何ともしがたく、流れに逆らってみても流さ
れてしまうだけです。 |
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6.
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疑わしいときは手を引くこと
執着すればするほど判断を誤ってしまい、損失を大きくしてしまいます。 |
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7.
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活発な銘柄を売買すること
自分が選んだ銘柄がどんなに有望であっても他人がそう思って買ってこなければ、値は上がりません。 |
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8.
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リスクを均等分散させること
「卵を一つのかごに盛るな」というウォール街の相場格言でも言われていることですが、トータルで利益が出れば良いのです。 |
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9.
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転売、買戻しの価格、ポイントを固定しないこと
願望で動いてはいけません。成功には冷酷な現実を直視することが重要です。 |
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10.
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利食いの時機
利が乗っているときは粘るも必要、儲かっているから・・・という理由は判断を狂わせます。 |
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11.
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実現益を蓄えること
損失を実現益で埋めていくことが肝要です。 |
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12.
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配当目的で買わないこと |
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13.
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ナンピンをしない
「見切り千両」、「損切りは最高のヘッジである」という言葉にもあるように、効率が悪いことを避けるのは重要です。 |
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14.
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我慢できないというだけで相場から逃げない。また、
待ちきれなくなったというだけで手をださない
株式投資では銘柄選択が必要ですが、それ以上に売買のタイミングを間違えないことが重要です。どんな優良銘柄であっても、過去最高の高値水準で買ったので
は、損する可能性のほうが高いのです。 |
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15.
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小さな儲けと大きな損失を避ける |
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16.
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損きり注文をキャンセルしない
優柔不断では相場に勝つことは不可能に近く、最初の方針通りに売買した方が賢明と言えます(日本の相場格言「指し値は取り消すべからず」)。 |
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17.
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あまり頻繁に売買しない
日計り商いは値動きの良い銘柄に飛び乗るだけで、そこには相場観も何もありません。その結果として、相場全体の流れが見えなくなることがあります。 |
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18.
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買いを厭わないのと同様、売りも厭わないこと
株式相場は景気や企業業績、金利、物価、為替、政治、国際情勢、需給関係、人気、その他様々な要素の上で成り立っていて、人為的に動かすことは不可能と言
えます。本間宗久も「相場にさからうべからず」と語っているように、流れに逆らうのではなくチャンスを活かすべきでしょう。 |
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19.
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安いというだけで買ってはならないし、高いというだ
けで売ってはならない
しっかりした根拠無しに投資をしないことも重要です。 |
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20.
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ピラミッディング(買い乗せ、売り乗せ)のタイミン
グに注意 |
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21.
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買い場でのピラミッディングは、発行済株式数の少な
い銘柄を選び、売りのときには発行済株式数の多い銘柄を選ぶ |
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22.
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ヘッジは決してしない。相場から手を引いて、次の機
会を待つ |
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23.
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充分な理由なしにポジションを変えないこと |
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24.
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長期間成功し儲けたあとで取引量を増やすことは避け
る |
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この
コラムは投資の判断となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を意図するものではありません。銘柄の選択および投資の決定は、ご自身の判断でなさるよ
うにお願い致します。 |
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